みんな不動産業界が嫌い。

なぜ、不動産業界は消費者に敬遠されるのか?

まずお伝えしておきたいのは、本事業は22〜30歳までの約8年に渡って不動産業界に身を置いた私自身が、そこで感じていた居心地の悪さと、その原因として見えた業界の問題点を改善するべく考案したということです。

『不動産』という高額商品の周辺には、大きな利益を求め、様々な形態のビジネスが数多く取り巻いています。だから、ゴチャゴチャして分かりにくいのです。それが不動産業界を不透明にしている理由の一つです。

「なんか信用できないんだよね」「嘘つかれるんじゃない?」「しつこく無理に買わされそう」「自分のノルマのためでしょ?」

そうした、不動産業界に対する不信感を帯びた声は後を絶ちません。

でも結局、そうした不透明さは業界の〝複雑さ(=分かりにくさ)″ がもたらしていると思うのです。

例えば、数ある不動産のなかから「住宅」に関する事業だけに絞っても「売る」「買う」「貸す」「借りる」といった4種類のビジネスが存在します。

不動産業者は、基本的にこうしたビジネスをたった一つの会社(もしくはグループ企業)で抱えこみます。

不動産業界の抱える「矛盾点」

本事業のきっかけは、矛盾の解決にあります。多くの不動産会社は、複数のビジネスを抱え込むことで、サービスに矛盾が生まれていることに気付きません。そして、その矛盾が消費者の安心と信頼を遠ざけているのです。

住宅の売買では、売り手の「自宅をできるだけ高く、早く売りたい」という要望に応える一方で、買い手の「なるべく安く、自分のペースで買いたい」という希望に応えなければなりません。しかし実際、そんなことは不可能です。これを弁護士に置き換えると、被告人と原告人の両方を弁護していることになります。訴える側、訴えられる側。両者の味方をしてどちらも勝たせるなんて、そんなの不可能です。

だから結局「どっちかに嘘言ってるんじゃないの?」と疑われてしまうわけです。

確かに、その方がより多くの利益を得られるかもしれません。しかし私は、そのように矛盾を誤魔化しながら儲けを生む事業に何の一貫性も、価値も感じられませんでした。

そうした慣習が積もり積もって、今の消費者の不信感へと繋がっていると思うのです。

だから、もっとシンプルが良い

〝仕組み″ そのものが変わらなければ、この業界はいつまで経っても不透明なままだと私は考えます。そして仕組みを変えるには、業界の「細分化」が理想だと考えます。

これからの不動産業はそれぞれの分野に分かれ、それぞれが得意とする道を追求する。

それが業界の「細分化」です。それによって「どこが何を提供しているか」を、消費者の目に見てもはっきり分かるよう、サービスや価値を絞り込むのです。

そして不動産会社は総合病院ではなく、街の医院を目指すべきなのです。

総合病院では様々な症状の患者を受け入れています。それに対し街の医院は、内科、外科、泌尿器科など、それぞれ医院長が得意とする分野に分かれているので、患者側としては選びやすいです。

しかし不動産会社が事業を一つに絞るというのは、非常に勇気がいることです。絞り込んだ分、それまで得られていた利益が削られるわけですから当然です。だから、一朝一夕で実現できるような話ではありません。

MyHome.st は「はじめてのマイホーム購入」に特化する

しかしそれを実現するために「住宅」に絞ろうと考えました。ただし「住宅」に絞ると言っても先に述べたように、売る・買う・貸す・借りるといった4つの仕事が存在します。

そこから「買う」に絞り込みました。

2つのキーワード「住宅」「買う」つまり「マイホーム購入」です。

さらに「マイホーム購入」において、最も不安を抱えているのは誰か?

不動産は取り扱い金額が大きいため、それこそスターバックスなどの喫茶店とは違い、一生にそう何度も頻繁に利用するようなことはないと思います。しかし中には、毎年引っ越しするような人もいて、そうした人々は不動産屋での立ち振る舞いにも慣れている様子です。

そう考えると、何事も慣れてしまえば不安はなくなるということです。

だからマイホーム購入で最も大きな不安を抱えているのは、最も慣れていない「はじめてマイホームを購入する人」なのです。

だから不動産業界で唯一「はじめてのマイホーム購入」に特化することが私たちの役目であると勝手に決めました。

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